バレエ初中級クラス

 

 

金曜日バレエ初中級担当 高野まどか

2020年もレッスンお疲れ様でした。
バレエ初中級クラスは4月から担当させて頂いております。
開講してすぐに新型コロナウイルスによる休講期間があり、
本格的に指導してきたのは6月からの約半年間になります。
バレエ初中級は週に1回のクラスですが、一つ一つの動きのどこに、どの様に注意すべきかという事が踊りに反映されてきたように思えます。
特にバーレッスンは当初よりかなり良い変化が見られました。
腕のポジションや顔の付け方、ポーズのラインなど、全体としてのまとまりも少しずつ出てきました。

今後の課題は
・学んだ事をセンターレッスンに反映させること
・基礎+αの部分を伸ばしていくこと
 (よりダイナミックな動きを目指す、音の取り方を工夫して踊りとしての完成度を上げる、上体の付け方や魅せ方に気をつけながら舞台に立った時に「どう見えるか?」を意識しながらレッスンする)
などです。

そして普段のレッスンから、たとえそれがバレエのレッスンであっても「オーディションを意識したレッスン」を心掛けています。
私自身、多くのコンクールや国内外のバレエ学校・バレエ団のオーディションを受けてきて、「審査員が取りたい(上位を与えたい)と思える踊りをする」事の重要性を感じています。
誰よりも目を惹く存在になれるよう、これだけは誰にも負けない、という強みを作れるよう、各々の個性を伸ばして行く事が今後の課題であり目標です。

新型コロナウイルスにより活動が制限されたり、色々な我慢を強いられ、「本当に大切なものは何か?」問われる年だったと思います。
みんなの「歌や踊りが好き」という気持ちを成果に繋げられるよう、来年も頑張って参ります。
良いお年をお迎えください。