体験記

《レッスンで意識していたこと》


劇団四季を目指すと決意してから、1回1回のレッスンを無駄にしないように、

なるべく多くの事を先生から吸収しようとし、

他の子が受ける注意にも耳を向け自分にも取り入れようと意識してレッスンを受けていました。
しかしこのままでは間に合わないと思い、レッスン後には先生に個人的にできない部分を見て頂いて、

アドバイスをして頂き、次の週に少しでもよくなるようにそれを実践しました。
また、携帯のメモに言われたことを書いて、

そのメモを一番よく見る待ち受け画面にして目を通していました。

 


《オーディション体験記》


書類が通らないと会場でみてもらえないので、気合を入れて書きました。

沢山カラオケボックスに通い納得いくまで歌と台詞の録音をして、

先生方に何度も書類の下書きや録音を見て頂きました。

なかなか書き終えられなかった書類に苦戦していたので、通過したときは一安心でした。

しかし、予選までの時間があまりなかったので、この期間に自分は何ができるのかわからなくなってしまい、

レッスンをしていると顔にその不安が出ている状態でした。

前日から横浜に入り、最後のレッスンを受けました。

先生の言葉で背中を押してもらい、

「こんなに心強い先生方に囲まれている。やれることはやったから大丈夫。」

と来るまでの不安は消えていました。
帰ってから、ホテルで母や友達と電話をして、お風呂にゆっくりつかって心を落ち着かせていました。

審査当日、会場に着くとオーディション慣れしてそうな人達が沢山。

発声していると周りから凄くいい声が聞こえる。

いつもならこの状況に引いてしまう私ですが、逆に奮い立ちました。

絶対いい報告ができるように帰ろう!と思いました。
自分の番がきて凄く緊張しましたが、何度も練習したおかげで、

予選本選共に納得のいくパフォーマンスをする事ができました。
無事に予選が通過できた時は、驚きで何度も自分の番号を見返しました。

自分のペースを崩さずに挑み、相手に想いを伝えて、

自分らしさを表現するなど沢山のことを学んだ悔いの残らないオーディションでした。

 


このオーディションが嬉しい結果につながって本当に嬉しかったです。

諦めずに練習に励んで良かったと思いました。
不器用な私をこんなにも面倒をみて真摯に育ててくださる所は他には無いと思います。

自分も先生と素直に向き合ってよかったと心から思います。
先生方のサポートがあったからこそです。
また、ずっと応援してくれた両親や友達にも感謝の気持ちでいっぱいです。
しかし、私はまだまだ未熟です。ここから更に戦っていかないと夢を叶えられません。

先生方から頂いた言葉を胸に頑張ります。


目指されている方も、根気強く自分を信じて一緒に頑張りましょう!